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こころの健康が注目される時代
多くの方々が職場や学校で受ける「からだ」の健康診断。その結果は客観的なデータとして目で見ることができます。 しかし「こころ」には形がなく、またプライベートなものであるため、その健康状態をデータとして見ることは困難です。 昨今、メンタルヘルスに対する社会的な関心が高まりつつありますが、実際にうつ状態や自律神経症状をきたしたり、人間関係で悩んだりしたとき、一人で苦しんでいる人々が多いのが現実です。
こころの健康へのアプローチ
私たちはこの状況に対して多角的に理解していこうと考えています。たとえば最近増加が指摘されているうつ病は、単に生物学的な病気としてだけではなく、 根底にある個々の複雑な心的ストレス状況を理解する視点を持つ必要があります。こころの中で何が起こっているのかを整理し、解決の糸口を見出すアプローチが必要なのです。
治療方針について
初めての方からは多少時間をとってお話をききます。
問題の生じてきたプロセスや個々の生活史を再認識し、これを明確にしていくことから始めるためです。
その上で暫定的な診断を行い、援助・治療の計画を立てます。
診断・治療計画は通院の中で常に見直し、個々の患者さんが自らの症状を理解し、これに対処する力を育てていきます。
お薬を使うかどうか、治療上の投薬についても患者様と相談した上で決定します。
必要以上のお薬を出すことなく症状を見ながら対応します。
これに対処するスキルを見出していきます。
症状により、当院にて対応が困難な場合は、他院へご紹介することもございます。
各症状について
こんなことありませんか

- 表情が暗い
- 自分を責めてばかりいる
- 体がだるい、疲れやすい

- いつも不安そうで緊張している
- 命令する声が聞こえる
- 他人から監視されていると感じる

- 突然動悸やめまいに襲われる
- 電車に乗れない
- 人ごみがつらい

- 全身症状としてだるい
- 動悸や息切れ
- イライラや不安

- 寝なくても元気で活動を続けられる
- 人の意見に耳を貸さない
- 根拠のない自信に満ち溢れる

- 過剰に手を洗う
- 戸締りなどを過剰に確認する
- 自分の決めた手順にこだわりすぎる

- 食べたものを自分で嘔吐する
- 食べることが難しい
- 体重が増えることへの恐怖

- 熟睡できない
- 睡眠中呼吸が止まる
- 寝つきが悪い